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え!?そうだったの?プリザーブドフラワーとドライフラワーって違うんです。

「プリとドライって同じじゃないんですか?」

「プリザーブドフラワーとドライフラワーって何が違うんですか?」

先日そんな話をしてちょっとびっくりしてしまいました。

こんにちは。 プリザーブドフラワーデザイナーの小野梨花です。

びっくりすると同時に「そうだよなぁ」と、じっと考えました。

プリザーブドフラワーを学び早15年。

あたりまえと思っていることは当たり前ではない。

そんなことをしみじみと感じました。

さて。

あなたはプリザーブドフラワーとドライフラワーの違いを知っていますか?

そもそも・・・

ドライフラワーって何?

プリザーブドフラワーってどんなお花?

知っていたとしてもいざ説明しようとすると難しいものですよね。 

今回は私なりのプリザーブドフラワーとドライフラワーの違いについて

噛み砕いてお伝えしたいなと思います。

プリザーブドフラワーとドライフラワー は違うものといっても共通点が 多いことも違いがあやふやになる原因の一つかもしれません。

■長く楽しめる。

■水やりがいらない(水分がない)。

■元は生きているお花が加工されたもの。 

いかがですか?

どちらもお花屋さんなので説明していただく

「プリザーブドフラワー」「ドライフラワー」両方の特徴です。

実はプリザーブドフラワーはドライフラワーの一種とも言われています。

(諸説あります)

ではこの二つのインテリアフラワーの違いは何?

それはずばり【加工方向】が違うのです。


【プリザーブドフラワー】

プリザーブドフラワーとは新鮮な生花から 薬剤を使って水分を抜き、

水分の代わりに保湿成分と色素を含んだプリザーブド液を吸収させる 加工が施されたお花です。

生花のような瑞々しさと柔らかさ。

そして 鮮やかな発色を楽しむことができるのも特徴のひとつです。

繊細なお花を使用しないときれいなプリザーブドフラワーに加工をすることが難しいため、プリザーブドフラワーに加工することは少し難しいとも言われています。

ですがそのぶん繊細で 生花の美しさを閉じ込めたような風合いは 

ギフトやブーケにとても人気があります。


【ドライフラワー】

生花を風通しの良い日陰に吊るして置いたり、機械で乾燥をさせたり、 シリカゲルを使って乾燥させたり・・・

花が散る前の朽ちる間の美しい状態で水分を抜き取ったもの。

それがドライフラワーです。

水分がほとんど抜けてしまっているので、 花や葉はパリパリの状態になっています。

自然の色そのままのナチュラルなカラーが特徴です。

通常のドライフラワーは色が落ちるのを防ぐための化学処理を行っていません。

ですので、乾燥直後は鮮やかな色をしていてもしばらくすると色が落ちてくることも特徴のひとつです。

色が落ちるといっても生の植物とは違ったアンティークな風合いが 何とも言えない美しさを醸し出してくれるお花です。

スワッグやブーケインテリアに人気があります。


いかがでしたか?

プリザーブドフラワーもドライフラワーも長く楽しめるお花とは言いますが、 それぞれに色が落ちたり風合いが飾る環境や経年劣化により変わってきます。

それぞれのお花の特徴を活かしながら

フラワーギフト選びや、 ご自分で作られる時のご参考にしてみてくださいね♪

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